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自動お掃除機能付きエアコンなのに掃除が必要?

実はこれ、本当によくうちのお客様が言ってます!エアコンを購入する際に「お掃除機能付きなので10年間お掃除の必要が無いんです」と言われて購入したのに、設置して3年程でエアコンがカビ臭くなってきた…と。
 
お掃除機能付きも掃除が必要なんです!

お掃除機能付きは全体を掃除している訳では無い

お掃除機能付きエアコンは別名【自動フィルターお掃除機能付き】と言います。その名の通り、フィルターのみを自動で掃除してくれるエアコンのことをお掃除機能付きエアコンというんですね、フィルターを掃除してくれる以外は掃除に関しては基本的に普通のエアコンと変わりません!

「でもフィルターは掃除しなくて良いんですよね?」 それが…

フィルターも掃除が必要です!
キッチン近くのエアコンはフィルターお掃除機能付きなのに、全面パネルを開けるとベタベタのホコリだらけのフィルターが…。
お掃除機能付きエアコンはフィルターがキャッチしたホコリをお掃除ロボが掃除機のように吸い取るのですが、キッチンのレンジフードが吸いきれなかった油などをエアコンが吸ってしまうため、通常エアコンより目が細かいフィルターは目詰まりしやすく油のついたホコリは吸えずにどんどん溜まっていってしまうのです。

お掃除機能付きエアコンのフィルターも年に1度は外して洗いましょう

設置している部屋や環境にもよりますが、キッチン・リビングのエアコンはほぼ全て毎年フィルターを外して洗う事をオススメします。

目が細かいフィルターなので、通常エアコンのフィルターよりも直ぐに詰まります。詰まると風を吸い込める範囲が少なくなるので、エアコンはもっと風を吸い込もうと力を上げて電気を使います。すると電気代もかかります。湿気も溜まりやすくなりますし、フィルターに収まらなくなったホコリが色々な場所を詰まらせてしまいます。

結論は、自動フィルターお掃除機能付きのフィルターは毎年外して洗ったほうが良いです…

カビも生えやすい

エアコンになぜカビが発生するか、一言で言うと湿気がたまるからです。

カビの発生するメカニズムを説明すると、まず冷房を使うとフィン(熱交換器)がキンキンに冷やされます。そこに室内の暖かい空気を吸い込むことで空気が冷たい風に変わり風の吹き出し口から出て行くのですが、フィンで暖かい空気から熱だけを取る際に結露が発生して水分となります。その水分をドレンパンで受けて屋外に細いホースを伝って排出するのですが、どうしても湿気となって溜まります。エアコン内にあるホコリが湿気を吸いカビの温床となり増えてしまう、というメカニズムになります。

お掃除機能付きエアコンはこのフィンの全面を複雑なお掃除ロボが覆い、更に目の細かいフィルターで蓋をしてしまっているので、通常エアコンより更に湿気とホコリが溜まりやすくカビやすいのです。

お掃除機能付きエアコンの分解洗浄はプロに任せましょう

エアコンクリーニング事例

エアコンの分解洗浄については、以下のページで掲載しています。

サービス内容

エアコンクリーニングの詳細、料金については、以下をご覧ください。